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八木研究室 研究活動紹介

本研究室では,数理モデルの数値シミュレーションから論理VLSIの設計までコンピュータに関連する幅広い研究を行っています.シミュレーションでは,物理,工学をはじめとして生物学,医学に現れる自己組織化モデル,脳内興奮モデルなどに,論理VLSI設計では高信頼化設計,テストの自動化システムなどに取り組んでいます.

以下に主な研究テーマなどを示しますので,参考にしてください.

八木厚志 教授 < 研究者データベース >

自己組織化という観点から,工学の各分野にあらわれる非線形現象のメカニズムを理論的に理解するために,数学モデルの構成,数学解析とコンピュータを用いた解析,理論面からの知見の提示などについて研究を行っています.次のようなモデルに取り組んでいます.

半導体内の電子と正孔:
半導体内の電子と正孔の流れを,拡散,ドリフト,発生と再結合を組入れた,Shockleyによる半導体モデルにより調べています.
大腸菌の増殖:
大腸菌は化学物質に対する走性により,特徴的な増殖集合パターンを形成します.このパターン形成メカニズムを走化性モデルにより調べています.
環境問題:
熱帯海岸に自生するマングローブ林の拡大メカニズムについて調べています.

大中幸三郎 准教授 … < 研究者データベース >

実際の現象は数式によりモデル化され,解析されます.しかし,ほとんどの場合,その数式を解析的に解くことはできません.計算機を使って数値的・近似的に解くことが重要となります.言い換えると,実際に使い物になる形での解を求めることが目的です.少し極端な言い方をすれば,実用性を考えた数学の実験と言うこともできます.

ソース逆問題:
偏微分方程式中の非同次項(ソース項)が未知の場合に,観測値からソース項を推定する問題.例えば,脳内の興奮部位の推定などがあげられる.
解の誤差評価:
数値計算によって得られた解の信頼性の評価.基本的な演算レベルからマクロなレベルにわたる検討と精度の見積もりや精度保証.

板崎 助教授 … < 研究者データベース >

IT社会を支える重要な要素のひとつにマイクロプロセッサなどのディジタルVLSIがありますが,その高機能高密度化や高速動作などへの要求がいっそう高まっているので,より効果的な設計手法やテスト手法が求められています.そこで,以下のような分野で,アルゴリズムの設計やコンピュータ上でのシミュレーションをはじめとして,必要に応じて実回路の設計試作なども視野に入れた研究をしています.